【電子版】森と魔法のナチュラルRPG「翠緑のフローリア」
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【公式サイト】 https://phantasm-space.com/portfolio/floria/ 【物理版の購入はこちら!】 https://conos.jp/product/floria/ そのほかイエローサブマリン様各店舗でも販売中! ――わたしたちは、魔法の森と生きている 窓を開けると、爽やかな朝の風が舞い込んだ。 ざわめく木々の音。 楽しげな小鳥たちの声。 どこからともなく漂う、花の香り。 わたしたちが暮らすこの「町」は、とても小さく、狭い。 町を一歩出たなら、そこには危険と不思議に満ちた「魔法の森」が広がっている。 まるで閉じ込められているような暮らしだけれど、人々の顔は明るい。その生活を支えてくれる「魔法使い」がいるからだ。 コンコン。扉を叩く音がする。 「おはようございます。すみません、前にいただいたお薬が切れてしまったのですが……」 おっと、隣の奥さんだ。鏡で、髪と、頭に咲いた小さな花を確認する。問題なし。 「はいはい、今行きます」 奥さんに出した薬草なら、魔法の森の……あの辺りにあったはず。 そうだ、今日はあの子と一緒に行こう。ついでにこなしたい依頼もある。 わたしは今日も、「魔法の森」へと出かけていく。 森と人の共存を支える存在――「森の魔法使いフローリア」として。
翠緑のフローリアとは?
舞台は、魔法による文明が芽生えはじめた、自然あふれる世界。 この世界の大地は、そのほとんどが「魔法の森」に覆われています。 森を構成するのは、一風変わった植物たち。 例えば、風もないのにうごめいて、邪魔者を追い払う巨木。 例えば、闇の中で眩い輝きを放ち、道行く者を照らす花。 例えば、雲を捕まえて、大雨を降らせる蔦。 例えば、鉄よりも頑丈な宝石の実をつける果樹。 それらはみんな、地下深くにある「魔力の泉」に根を張って、魔法の力を手に入れた植物――「魔法植物アーヴ」なのです。 人間は、そんな「魔法の森」の間に町を作り、森の恵みを利用しながら、ひっそりと暮らしています。 けれど、魔法の森は、簡単にその恵みを利用させてくれるわけではありません。 時に魔法植物たちは、魔法の力によって侵入者を拒み、町の脅威となります。 そんなとき、森を宥め、時には鎮め、時には対抗する力を持ち、その恵みを最大限に利用することができる存在。 それが、「森の魔法使いフローリア」と呼ばれる者たちです。 髪に花を咲かせた少女、角が枝葉になった鹿、歩く向日葵……。 魔法植物をその身に宿し、もしくは魔法植物そのものが意思を持ち、森と調和した彼らは、自由に魔法を使うことができます。 「森の魔法使い」によって、文明は支えられ、森と人とが共存することができるのです。 プレイヤーが演じるのは、「森の魔法使い」。 あなたは人々の頼みを聞きながら、森と魔法に囲まれた、平和で、お洒落で、けれどちょっと危険なスローライフを送るのです。 森と魔法が織りなすこの美しい世界で、さあ、不思議な物語をはじめましょう。
「魔法を描き、成長させる」直感的システム
「森の魔法使い」であるあなたが魔法を使うためには、あなたが宿した魔法植物を成長させ、その魔力を利用しなくてはなりません。 魔法を使うためにMPなどの「数字」を使う一般的なTRPGとは異なり、「翠緑のフローリア」では、その過程を「図形を描き、塗りつぶす」ことで表現します。 難しい知識や技術、特別な道具は必要ありません。 直感的で新感覚の魔法を、どうぞお楽しみください。
採集やお喋りをしながら、のんびりと森を行く――探索フェイズ
基本的に、「森の魔法使い」は人々の依頼を受け、魔法の森へと向かいます。 魔法の力を持たない者には危険な魔法の森も、「森の魔法使い」にとっては広大な秘密の庭のようなものです。 魔法植物を採集したり、仲間とお喋りをしたり、時にはお料理やガーデニングで盛り上がりながら、小さな冒険の時間を楽しみましょう。
いざ、立ちはだかる困難に立ち向かう――魔法戦フェイズ
物語には、困難がつきものです。 立ちはだかる困難には、あなたの得意な魔法で対処しましょう。 魔法を使うためには、あなたがこれまで成長させてきた魔法植物の魔力を使う必要があります。 どの魔法を使い、どのくらいの魔力を消費するのか? 魔法の使い方は、あなたの手に委ねられます。よく考えて、最大限に魔力を活用しましょう。